さきたま古墳群と前玉神社 その1

少し以前から、「超久しぶりに、さきたま古墳群を観にいきたいな。花見の頃に行こうか」という話をなんとなくしていました。その後、急に山田が決然と、「よし、さきたま古墳群に行こう!」と言うので、(どうした、急に…?)と思ったら、「5月に天孫神族のご開運とヤマト・ヒノモトの和合講座をやるから、その下調べをしたい」ということです。(そ、それですか…(^^;)

というわけで、4月2日、花見も兼ねて、埼玉県行田市の「さきたま古墳公園」に車で行きました。ここは「埼玉」という地名の発祥の地で、万葉集にもうたわれる古い歴史があります。今から1300年から1500年前に建立された古墳が、大きいもので9基発掘されています。ほかにも小さい古墳が数十基あったらしいです。全国有数の古墳群であり、世界遺産登録を目指しているとのことです。埼玉県の人なら知っているはずですが、県外のIさんは、「そんなところがあるのですか? 知りませんでした」と。(+_+)。ちょっとマイナーな場所ですが、すごく重要なところなのです!

今回で行くのは2度目ですが、20年以上前、いつだったか思い出せないくらい以前です。当時は「さいたま風土記の丘」と呼ばれていました。その頃よりはだいぶ整備され、広くて無料の駐車場も完備されています。初夏を思わせる好天で、桜は満開でした。花見や散歩を楽しむ多くの人が訪れていました。

円墳の丸墓山古墳と桜

円墳の丸墓山古墳と桜

一番大きな円墳の「丸墓山古墳」に登りました。日本最大級の円墳で直系が100メートル、高さ18.9メートルですが、中高年の身には頂上までの階段はきつかったです(笑)。ゼーゼー言いながら頂上に着くと、満開の桜が迎えてくれました。頂上は平らな広場になっており、360度の絶景が楽しめます。行田市街のほうを見ると、「のぼうの城」の舞台として有名な忍城(おしじょう)が遠望できます。石田三成が忍城を水攻めするために、この丸墓山の頂上に陣を張って、周辺に石田堤を築いたという話です。石田堤沿いの桜並木も見事に咲き誇っていました。

近くにいくつかの前方後円墳があり、それぞれ大きさが100メートル以上あります。こんな大きな古墳がこの地域に集中していることがとても不思議です。古墳と言えば近畿地方のイメージが強いですが、近畿にひけをとらない規模がこのさきたま古墳群なのです。5、6世紀に突如として、この一帯に古墳が次々に造られたようです。これは相当有力な豪族が勢力を持っていたこと、武蔵国の中心がこの地域であったことを表しているのでしょう。ヤマトに対するヒノモトという側面もあると思います。

前方後円墳の稲荷山古墳

前方後円墳の稲荷山古墳

自宅に戻ってから古墳群の地図を見ると、大小8基の前方後円墳は皆、きれいに同じ方角を向いているのがわかり、驚きました。現地では大きさのゆえ、方角や位置関係まではわかりませんが、上空からの図は整然と向きがそろっているのです。円形のほうが東北、方形が西南方向を指しているようです。深い意味があるに違いありません。その方角の先に何があるのでしょうか? 興味深いです。

さて、円墳に登って疲れたので、ほかの前方後円墳は横から見学だけにしました(笑)。公園内はとにかく広くて(東京ドーム8個分)、けっこう歩きます。歩いてお腹がすいたので、早々にお昼にしました。公園の前の道路ぞいにうどん屋さんがあります。ワンコ連れだったので、ご好意で外のベンチでいただきました。名物のきのこつけ汁うどんがとっても美味しかったです。こしの強い、ボリュームたっぷりの麺に甘めのつけ汁がよく合って、多いかなと思ったけど完食でした(*^^*)。地元では人気のある武蔵野うどんの名店だそうです。さきたま古墳公園に来たら、絶対オススメです! その2につづく