増上寺と阿弥陀如来さま

せっかくのお盆休み、猛暑とはいえ1日くらいはお出かけしたい! ということで、14日のお盆の中日、東京都港区芝公園にある増上寺と芝大神宮に行ってきました。けっこう有名な寺社ですが、まだ行ったことがなかったのです。

まず、都営浅草線大門駅で降りて、芝大神宮に行きました。ご祭神は「天照大御神」「豊受比売神」で、「関東のお伊勢さま」として約1000年の歴史のある古社です。源頼朝や徳川幕府の庇護を受け、大江戸の大産土神として関東一円の庶民信仰を集めたとあります。産土神社リサーチでも、ここが産土神社や鎮守神社になるケースはあるそうです。

都会の真ん中にあり、周囲は高層ビル群に囲まれ、境内も広いとはいえませんが、参拝者はそれなりに多く、結婚式などの人気が高いようです。東京大神宮(千代田区富士見町)と雰囲気が似ていると感じたのは、同じ伊勢の神さまを祭るからなのでしょう。洗練された都会的な神社という印象です。

浄土宗大本山増上寺

浄土宗大本山増上寺

次に、今日のメインである増上寺に行きました。芝大神宮から徒歩5、6分です。加護仏閣としてもご縁のある方が多いと思います。大きな通りにかかる大門をくぐり、さらに歩いていくと増上寺の大本堂が見えてきます。境内に入ると、広大な境内の正面にドーンと大本堂が鎮座し、さらにその右背後に東京タワーが聳え立つ光景は迫力があります。これがいわゆる「インスタばえする」というのでしょう。写真を撮っている人が多いです。

さて、増上寺は浄土宗の七大本山のひとつで、1393年、酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人によって開山されたとされます。徳川家の菩提寺として、徳川家康の庇護厚く、大隆盛をきわめたとされます。ご本尊は阿弥陀如来さまで、「木造阿弥陀如来坐像」は金箔がほどこされ、穏やかながらも威厳があるお姿をされています。ちなみに浄土真宗では,放射光背の阿弥陀如来(立像)のみをご本尊とし,浄土宗では、舟形光背などの光背を持つ阿弥陀如来(坐像・立像)をご本尊としていることが多いということです。

お賽銭箱の前方に、いすが何列か並べてあるので、いすに座ってお参りしました。阿弥陀如来さまにゆっくりと祈願します。前に座っていた山田が、時々うなずきながらお祈りしていました。仏さまと何かやりとりしているようです。後で聞いたら、阿弥陀如来さまから「今までたくさんの阿弥陀如来を開運してくれてありがとう。これからは山田家を加護してあげましょう」とメッセージをいただいたそうです。(*^▽^*)

阿弥陀如来さまの左側に、浄土宗の開祖・法然上人像があります。山田が「来年、日本仏教の祖師たちを、講座の会場にお招きしますので、ぜひ法然上人さまもいらっしゃってください」とお伝えしたたところ、「わかりました」とお返事があったそうです。

次に、安国殿の通称「黒本尊」とよばれる阿弥陀如来さまにお参りしました。恵心僧都(えしんそうず)源信の作とも伝えられるこの阿弥陀如来像を家康公は深く尊崇し、陣中にも奉持して戦の勝利を祈願したとされます。

勝運、災難除けの霊験あらたかな仏として人気が高いようです。この黒本尊と対になるのが、静岡市の宝台院の「白本尊」と呼ばれる阿弥陀如来立像です。やはり徳川家康ゆかりの仏さまであり、山田の加護仏閣リサーチでは宝台院も加護仏閣になることがあるそうです。「家康公は信仰心が厚かったので、幕府を開く際、神仏の加護を受けるような体制をつくり、徳川時代は260年もの長きにわたる『太平の世』になったのだ」と言っていました。

敷地内に徳川将軍家墓所もあり、6人の将軍と、お江の方や皇女和宮なども眠っています。通常は非公開のようですが、ちょうど特別公開中で見学することができました。歴史上の人物たちの重厚なお墓群に圧倒されました。

この後、東京タワーに登る予定だったのですが、猛暑で断念しました(笑)。がんばるほうはすぐに断念できます(^^;

最後にお楽しみの食事です。大門の通りを駅方向に歩いていたら、右手の並びに「築地寿司〇〇」という看板が見えました。よし、あそこに行こうということで、入ってみるとなかなか雰囲気のいいお店でした。握り寿司ランチで、みそ汁と茶碗蒸しもついて、780円は超お得です! 美味しさにも大満足で帰りました。増上寺に行った時はさがしてみてください。

短いお盆休みも今日で終わりです。猛暑、ゲリラ雷雨、台風と、恵まれないお天気でしたが、正月と違って年賀状は書かなくていいし、お節の用意もしなくていいので、ゆっくり過ごすことができました(*^^*)。また、明日から通常モードでがんばります!